2001年11月05日 更新

カタクリ (ユリ科カタクリ属)

 赤坂山の春を代表する花で遊歩道沿いに群生する。丈15cm、紫褐色の斑紋がある双葉の茎先に4cm程の紅紫色の花をつけ、陽光をあびるとすぐに茎の方に反転する。万葉の時代から親しまれ古名は「堅香子」。球根の形から片栗の名があり、片栗粉は、この球根からつくられた。花が終わると葉がとけたようになくなる。昔は平地にもたくさん自生し、通学路沿いにも見られたが、今は見られなくなった。

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