2002年01月03日 更新

かたくり通信会報] [第28号]

倶楽部会報 第28号 平成13年12月27日発行


しし座流星群・流星雨
 11月19日未明、ついにしし座流星群の流星雨が観られました。大出現と言われたのは3年前。雨のように星が降るイラストを見て想像を膨らませ、眠い目をこすりながら空を見上げるも、正直言って期待はずれに終わり、今年こそ今年こそと早3年。ようやく「星が降る」というのはこういうことなんだ・・・。と思わせる夜空に出会えました。午前3時頃には1時間に3,000〜6,000の流星が確認されたといわれています。
 世間がこんなに大騒ぎをしていたのに、3年前ははりきって星空をみあげていたというのに、今回に限って不覚にも眠ってしまった・・・というあなた!(決して少なくないはずです・・・)33年周期で大出現を見せるこの流星群、今季の活動は2002年を最後に集束すると予想されています。今年ほど条件は良くないようですが、来年が最後のチャンス!!・・・とはいえ、なんでもない日の晴れ渡った夜空も充分に綺麗なんですけどね。


水鳥がやってきています
 10月の半ばから、琵琶湖畔に水鳥たちがやってきています。マガモ、ハシビロガモ、ヒドリガモ・・・などなど。名前を覚えると、親しみも数倍に脹れ上がり、毎年彼らがやってくる日が待ち遠しくなります。何千キロも遠くから自分の羽ひとつ(!?)で旅してくるって、すごいですよね〜。

 2月に観察会を実施します。


クリスマスリースをつくろう
 11月24日(土)、マキノピックランドでクリスマスリースを作りました。午前の部、午後の部ともに盛況で、用意していた材料が足りなくなるのでは・・・?とちょっと心配してしまいました。材料は、スタッフがマキノを駆け巡って集めてきたものです。リース台や松ぼっくり、ヤシャブシの実などは来年も使えるので、風通しの良いところで保管して下さい。


赤坂山自然観察会 −ブナの森を感じよう−
 11月11日、快晴のこの日、秋の赤坂山を訪れました。今回は、赤坂山に登る前に黒河峠近くのブナ林でブナの観察会を開き、聴診器を使ってブナの鼓動を聞いてみました・・・。確かに水が流れるような音が聞こえるのですが、実際は何の音が聞こえてるのかは分かっていないそうです。ブナの木の保水力については「自然のダム」と言われていることでもわかるように、一本のブナは田圃一反分の一年間の水を賄えると言われています。赤坂山周辺のブナ林の本数×一年間の田圃一反分の水と思うと、こりゃすごいですね。「木へん」に「無」と書いて「ブナ」なんて、本当に失礼な話です。
 閑話休題、落葉を敷き詰めたような遊歩道を気持ちよく歩き、頂上まで。遠く白山に雪が積もっているのもしっかり見ることができました。今年2回目の日本海も見られました。




01/20(日)
 かんじきを作って雪山を歩こう!


 集 合・マキノピックランドセンターハウス
 時 間・午前10時から
 定 員・10名まで
 参加料・会員500円 (会員外は700円)
 申込み・先着順になります
     梅本までお申し込み下さい
 その他・かんじきを履くには長靴かスノー
     トレッキングジューズが必要です。

02/10(日)
 水鳥観察会


 集 合・マキノサニービーチ高木浜 湖のテラス前
 時 間・午前9時30分から
 持ち物・双眼鏡、水鳥図鑑など(あれば・・・)
     暖かい服装でお越しください。
 申込み・不要です

 連絡先 マキノ町観光協会 梅本まで 0740−28−1188