2001年11月05日 更新

かたくり通信会報] [第24号]

倶楽部会報 第24号 平成13年6月10日発行


梅雨に入りました。
梅雨といえば、「ジメジメ」とか「ムシムシ」とか
あんまり良い印象がなかったのですが、
先日、3日間雨が続いた後
湖畔の田んぼでナマズが産卵している様子を見てから
雨の日を心待ちにしている今日この頃。
動物にも植物にも大切な雨ですよね。



こんなにたくさんの参加者!スタッフもびっくり
 5月5日春の赤坂山自然観察会を実施しました。赤坂山がもっとも賑わうこの季節。どんどん集まって来られる参加者・・・、総勢90名余り。スタッフもその数の多さに正直なところ驚きを隠せませんでした。今年の赤坂山の草花は、昨年よりもちょっと遅めの開花だったので、トクワカソウの群落や踏みそうなくらいに咲き乱れるカタクリの花を思う存分に楽しむことができました。今回は、今津町のボテジャコクラブと一緒に清掃をしながらの観察会。ゴールデンウィーク中に登山者が残してしまったゴミをきれいに拾い集めました。すれ違う登山者からは「ありがとうございます」という声もあり、清々しい1日をすごせました。

(平成13年6月2日現在)
ホオノキ、エゴノキ、コアジサイ、ツルアジサイ、クマシデ、タニウツギ、ベニドウダン、
サラサドウダン、オオバキスミレ、サワフタギ、ウスギヨウラク、タチシオデ、ニガナ、
シロバナニガナ、ツクバネ、ツクバネソウ、カマツカ、ナナカマド、アツミカンアオイ、
ツボスミレ、コタチツボスミレ、ヤマツツジ、オオカメノキ、ウツギ



6/30(土)
 赤坂山夏の自然観察会 〜高層湿原に咲くキンコウカを見に行こう〜

 ヤマボウシやコアジサイ、ササユリも観察できると思います。蒸し暑い時期ですので、体調は万全に!

 集 合・9:30にマキノ高原管理事務所前。
     JR利用の方は送迎します。梅本まで
 参加費・会員 200円/会員外 300円
 持ち物・お弁当、水筒、雨具、登山のできる服装・靴
 申込み・予約は不要です。当日受付になります。

 ★当日雨天中止等確認は谷口まで(0740−27−1385)

7/8(日)
 自然観察登山会 〜JRハイキング 赤坂山稜線の道〜

 集 合・9:30にJRマキノ駅前
 持ち物・お弁当、水筒、雨具、登山のできる服装・靴
 参加費・1000円 (バス代等)
 申込み・予約が必要です。先着150名
     マキノ町観光協会 (0740−28−1188)

 ★当日雨天中止等確認はJR今津駅まで (0740−22−1661)


 昨年5月から、毎月コツコツと作業を続けてきたメダカ池と観察小屋がついに完成!
5月26日(土)第19回目を迎えた「めだか池を作ろう!」では、メダカの観察会と観察小屋のお披露目会を行いました。たくさんの皆さんに集まっていただき、メダカたちもきっと喜んでいたことと思います。この日はメダカの観察会の他、ネイチャーゲームをしたり、きのこ汁を食べたりと楽しい一時を過ごしました。午後からは、写真家の今森光彦さんもご家族と一緒に来てくださいました。
 さて、観察会の時にも卵を抱いたメダカをたくさんご覧になったと思いますが、今、メダカ池では3ミリくらいの小さな小さなメダカの赤ちゃんが元気に泳ぎまわっている姿が観察できます。まだまだ卵を抱いたお母さんメダカもたくさん泳いでいるので、これからしばらくはメダカのベビーラッシュが続きそうですね。また観察小屋奥の階段から八王子川へ下りると、アマゴが泳いでいる姿が見られ、夜には近くでホタルが飛び交う様子も観察できます。これからは子どもたちの自然観察の場に、おやこのふれあいの場としてもせいぜい利用していただきたいと思います。

 ☆観察倶楽部からのお願いです。他のところでとった動植物を勝手に入れないようにしてください。


そ〜っと覗いてみてごらん


メダカ池全景です

 連絡先 マキノ町観光協会 梅本まで 0740−28−1188