倶楽部会報　第２３号　平成13年3月号

　ＩＮＤＥＸ
　　★かんじきを作ろう！
　　★水鳥観察会
　　★早春のメダカ池
　　★活動情報

2月の活動のお知らせ

　かんじきを作ろう！

それぞれに選んだ材料で制作開始！

　2月3日(土)、マキノピックランドで"かんじき作り"にチャレンジしました。ベースになる"わっか"の部分は年末に雑木林から集めてきたもの。その"わっか"にＰＰロープを編みこむこと約一時間半。一度試し履きをして、それぞれもう一工夫を加えて、オリジナルかんじきが出来上りました。雪の降るなか、早速、外に出て試し歩き(走りも？)、近くの雑木林まで行かれた方もいらっしゃいました。願わくは、もう少し雪が深ければもっとかんじきの威力を体感出来ただろうと思います。出来上ったかんじきは風通しの良いところに保管してください。来年の冬には乾燥してもっともっと軽くなっているはずです。

これから雑木林まで･･･行ってきます。

　水鳥観察会

　2月4日(日)、恒例の水鳥観察会を実施しました。今年もマキノの湖畔にたくさんの水鳥がやってきています。まずは、マキノサニービーチ湖のテラス前で、水鳥の見分け方のお話を聞いた後、双眼鏡やフィールドスコープを使ってサニービーチ沖の水鳥を観察。ヒドリガモ・ホシハジロ・キンクロハジロなどが見られました。その後、マキノ町の協力により出して頂いたマイクロバスで海津大崎方面へ移動しました。海津大崎から西浅井町大浦にかけては水深が深いので、サニービーチ沖とは異なった潜水型の水鳥・ウミアイサやカワアイサが見られるのです。この日は、西浅井町大浦沖でたくさんのミコアイサの群れが見られました。さて、2年前にこの観察会で見られたコウライアイサですが･･･、残念ながら昨年に引き続き今年も会うことができませんでした。うーん、残念。

まずは、水鳥の見分け方について･･･

　早春のメダカ池

雪の残るメダカ池

　昨年末に放流した100匹のメダカ･･･。「見に行ったんやけど、一匹もおらへんかったで」というお話を何回かお聞きしました。確かに冬の間は、現場へ行って池を覗いてみても・・・、探すこと、待つこと数分。ようやく見つけたメダカは一匹･･･というような状況でした。でも、最近ではだんだん水も温んできて、「お天気の良い日にメダカの学校を見た」という目撃情報も入ってきています。3月24日(土)には、観察小屋を建てる作業に入ります。早春のマキノを訪ねがてら、ぜひメダカ池にも遊びに来てください。

今後の活動のお知らせ

　赤坂山のパネル展

　3月25日(日)から、マキノ町まちづくりネットワークセンター「まちねっと」前ロビー(ＪＲマキノ駅前・マキノ町観光協会２Ｆ)で赤坂山花のパネル展を開催します。今年の赤坂山登山計画の前に、赤坂山の花をチェックするよい機会だと思います。赤坂山ガイドブックに載っていない草花も一部紹介します！ぜひ一度、足をお運びください。

　会員継続のお知らせ

　マキノ自然観察倶楽部の会員更新の時期がやってきました。2001年4月から2002年3月の年会費は、1,000円です。来年度もぜひ継続更新ください。会費納入については、4月〜7月中に観察倶楽部行事に参加頂ける方については、行事当日に会費をお支払いください。しばらく行事に参加出来ない方につきましては、ご送金頂くか自然観察倶楽部事務局(マキノ町観光協会・梅本)までお届けください。宜しくお願いします。

　「近江かたくりの里」開園

　マキノピックランドから歩いて約20分の雑木林に咲くカタクリの花が一般公開されます。入園料500円(高校生以上)。チケットお求めは、マキノピックランドにて。なお、現場付近に駐車場はありませんので、マキノピックランドの駐車場を御利用ください。雑木林だけでも一見の価値あるところです。